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「檻-おり-」

2008 - 01/28 [Mon] - 11:24

著者:烏城 あきら

【あらすじ】
封印されたあの庭には、決して入ってはいけない──。幼い頃から憧れていた、優しい従兄の宗司(そうじ)と同居することになった稔(みのる)。けれど、日毎に募る仄暗い想いを持て余した稔は、ある夜禁断の庭へ足を踏み入れてしまう。ところが、庭の茶室で自慰に耽る稔を目撃した宗司は、様子が一変!!  「なぜここにいる」と猛々しく稔を抱いてきたのだ。宗司の激情に、稔は歓喜と恍惚の中で陵辱されるが!? 

檻-おり- (キャラ文庫 う 1-3)檻-おり- (キャラ文庫 う 1-3)
(2007/11/27)
烏城 あきら

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【感想】★★★★★
烏城 あきらさんというと「許可証をください!」シリーズのイメージが強くて、私の中ではコミカルな作風の作家さんという位置づけでした。

が、ですよ。
これはすごい。すごいの一言です。びっくりしたわ…もう。

いつもの作風とは全く違います。もう、180度違う。別の作家さんが書いたのか?と思ってしまうくらいに。

過去と現在、それぞれの登場人物の思惑が複雑に絡み合っていて、落ちが最後まで見えなかった。見えなかったというか、考える余裕がなかったといった方がいいかもしれない。

それぞれの想いの核の部分は、単純で純粋なものなのだけれど、純粋だからこその歪さ盲目感が、この作品のほの暗さをより深いものにしているような気がします。

私はラストで鳥肌が立ちました。怖い、怖いです。ねっとりと絡みつくような雰囲気。
いうなれば、霧の立ち込める樹海の中でその美しさと禍々しさに引き寄せられてしまっているような感じ。
引き寄せられた張本人たちは、その恐ろしさを分かっているのに、そこでさまよい続けることを選んでいます。むしろそれを甘美なものと心酔しているような感じです。毒だとわかっているのにも関わらず、です。

それぞれの登場人物が、自分の闇の部分を自覚していて周囲の大切な人たちを思いやり、この毒から逃そうとするのと同時に引きづり込み、その毒に一番深く侵されているのは自分自身だと思っている。

うまい!などとそんな一言で片づけられない感じです。
これはもっとたくさんのBL好きの人に読んで欲しいなぁ。JUNE・耽美好きにはたまらない一品ではないかと思います。

そして、個人的には親世代の話がすごく読みたい。これはもっと深い深い闇の部分を見せてくれそうです。
これ、絶対読みたい。書いてほしい。
久しぶりにTHE・JUNEという雰囲気の作品を読んで大満足です。
もっと読みたい。書いて!待ってるから!!(笑)
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