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「白皙」

2008 - 02/15 [Fri] - 18:18

著者:五百香 ノエル

【あらすじ】
将棋界の若手の頂点に立つ冴えた美貌の天才棋士・朱莉。その朱莉に尊敬と嫉妬を抱く新人棋士の葉司は夜ごと陵辱され獣のように抱かれていた。三年間、朱莉の激しい求愛を拒めず苦悩し続ける葉司。けれど、朱莉と対戦する日のために今は負けられない―。段位を上げる葉司だが、初めて黒星をつけてしまい…!?火花散る盤上の恋の駆け引き、アダルト・セクシャルラブ。

白皙 (キャラ文庫)白皙 (キャラ文庫)
(2004/12/18)
五百香 ノエル

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【感想】
ちょっと★がつけられません。そんな評価・レビューで申し訳ない。
とりあえず濃いし、怖いです。
私はこういうの好きなのですが、お勧めしていいのか分からないし、誰にお勧めしていいのかもわからない。(苦笑)

狂気を書かせたら五百香さんは、ある意味天下一品じゃないでしょうか。

天才プロ棋士2人の恋のお話ではあるのですが、これを「恋」とひとことで片づけていいのか疑問です。

葉司にとって、朱莉という人は神であり憧れでありライバルでもあります。
神に愛される自分というのは歓喜の極みでもあるし、男として男に屈伏されるのは屈辱でもあるし、背徳感もある(朱莉は妻帯者)。また、その屈辱感の中に、自分に神が頭を垂れているという歪んだ喜びもあるんですね。

一方、朱莉は将棋以外に何も興味がなかった人なのだけれど、葉司という青年に出会ってしまったことで、人として男としての目覚めてしまう。
ものすごい妄執です。
ある意味、すごくピュアな人なのだけれど、純粋な分だけその狂いっぷりに無理がないというか、狂っているのだけれど、そうなるのが分かるくらいに純粋なんですよ。

好きな・愛している男にここまで追いかけられたら、嬉しいのと怖いのが一緒になって混乱してしまうのも当然だな、と思いました。っていうか、怖い。

「君がいないなら死んでしまう、生きていても仕方がない」というようなことを朱莉は何度も何度も葉司に言うのだけれど、それが狂言とかその場の勢いなのではなくて、本気で死を意識している発言だから、怖さもひとしおです。

「なんだよ~こいつらバカかよ~怖いよ、禍々しいよ~(涙目)」と途中、私の脳内にストーリーを追いつつもフィルターがかかりだしました。(何でもやんわり受け止めるZEフィルター)
そのくらいに朱莉の狂気が圧倒的で、葉司と朱莉以外にもたくさん登場人物がいるのだけれど、他の人は目に入らないくらい閉鎖的な空間にいるような気分にさせられます。

比翼連理というような仲睦まじいものではなくて、離れるときは死のみというような切迫した痛々しさがあります。
ラストは一応ハッピーエンドなのだけれど、これでいいのか…と思ってしまうような、なんとも言えない複雑な後味が残ります。
不幸というのではないのだけれど、こんな生き方は辛かろう、私にはできないだろうという気持ち。

その中で、私の救いだったものは、朱莉の言葉攻め。←??

「あぁ、葉司、君の乳首が、また僕を誘惑している」(結構初期段階でのセリフ)

このセリフ以降、朱莉の言葉攻めに翻弄され、笑いのツボを押されまくり、朱莉が「葉司!」と言うだけで笑いだす始末。
これは狂気への戦慄を抑えるための私なりの防御策だったのか、それとも単に朱莉のセリフのアホさ加減がツボだったのか…それは不明です。

そして、個人的にオススメ人物は葉司の師匠・支倉。渋くてとっても格好いい人です。あまり出てこないのだけれど、要所要所でいい場面をさらっていきます。こういうオヤジ大好きです。

面白いことは面白いのだけれど、誰にお勧めしていいのかよくわかりません。痛切ない系が好きな方はどうぞ!とか、そんな話でもない。
評価がとっても難しいです。
個人的には面白いし興味深い話ではあるのだけれど、人にお勧め出来ない後ろ暗さがあります。
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